オンラインカウンセリング・スタッフ=中の人3号 「ノー」がうまく言えない3つのパターン
2022/04/13
ノーが言えないシリーズの3回目です
(いつの間にか、シリーズ化してる・・・)
アサーティブネスのスキルを使うと
自分を信じるために「ノー」ということもできる
ようになります。
もちろん、相手も尊重した言い方で。
アサーティブでないと自分の想いを素直に言えません
では、
素直になれない3つのパターンとは?
- 自分のことだけを考えて他者にくってかかる攻撃型
aggressive
- 攻撃性を隠して他者をコントロールしようとする隠れ攻撃型
Aggressive&nin-assertive
- 他者を優先し、自分で自分をあきらめ自己犠牲的な非主張型
Non-assertive
1)の攻撃型は相手より優位に立ちたい。そうでないと見下されているような
怖さや無力感がある。と言えます。このようにされた相手は、離れて行ったり、
攻撃を返したりしますので、関係が悪化します。
2)自分は表だって攻撃はしないが、周りを巻き込んで相手に罪悪感を持たせる
ようにしむけるやり方です。嫌みや皮肉を言ったりします。
このパターンも率直に自分の意見を言うことに怖さがあるといえます。
相手だけでなく、周囲の人もいやな気分にさせます。
3)自分の意見を言わないでいると、一見、相手を尊重しているようですが、
自分に劣等感を抱いたり、無力感を感じています。また、怒りが隠れていることも
あります。
いずれのパターンも自分の本音を言えていないので、
満足は得られません。
自分の気持ちを察してほしい
という思いと
周りの人にわかってもらえないと怖い
という気持ちがストレスになって蓄積しやすくなります。
言いたいことは上手に言うことが
相手にとっても
自分自身の心のバランスをとる意味でも
大切なことなんですね
(つづく)
叶樹瑠光子