スタッフ4人目 まきまき です。「子供の気持ちついて思うこと」
2022/06/13
梅雨に入った地域が多くなりましたが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
大きくなった息子の背中を見ながら、幼いころに「泣いていた」ことを
思い出していました。欲しいお花に手が届かないとき。お友達に遊具を貸して貰えなかったときなど・・・。
今、思えば懐かしい記憶です。
この記憶の中に、「子供の前では、泣けない」と私自身の柵がありました。
「子供に心配をかけたくない」という気持ちからでした。
でも、ある時、限界がきて我慢していたものが破れて出てきてしまい
大泣きしたことがありました。
辛いときに「辛い表情で辛いと、言葉に出来なかった」ことが原因です。
本当の気持ちを押し殺して「作り笑顔」で耐えていました。
子供は、全部、お見通しでした。
「親は、本当の気持ちは違うんだろうな・・・。」そう感じていたようです。
そして、「自分がもっと良い子じゃないから、お母さんを悲しませているんだ」
自分のせいにしていたんです。
自分を責めて「お母さんを元気にできない自分は、無力だ」と・・・。
自己肯定感を下げてしまっていました。
本人との会話の中で、気づいた時に、
「取り返しがつかなくなる前に、何とかしなければ。」と焦りました。
自分の「本当の気持ち」と「表情」を一致させようと努力しました。
「辛い」時には「辛い、助けて」と言い、
泣きたいときには、泣いてしまっていいと自分で自分に許可を出しました。
泣いている私の顏を見て、不安な表情の息子。
「お母さんも悲しくなったんだよ。悲しい事があってね。でもそれは、
お母さんが経験したことで、あなたが、悪いんじゃないんだよ。」
そう話して、抱きしめていました。
息子は、今、「辛い」「悲しい」「嬉しい」「怒ってる」「楽しい」
感じている気持ちと同じ表情で、話をしてくれます。
相談もしてくれます。
あの時の気づきが、今に繋がっていてくれたんだな。そう確認して
少しホッとした1日でした。